教材総合カタログ 2024 中学校全教科
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(18,500)(18,500)(18,500)20,35020,35020,35020,35020,35020,35019,99819,99819,99819,998211-5229211-5230211-5242211-5243新しい研究の成果と教科書記述の変化をふまえ、新たに見いだされた豊かな史料を積極的に活用して映像化することで、教科書に基づいて授業を進める場合の補助教材、あるいは社会啓発を深める場合の学習教材として作成しました。とくに教員方が初めて「人権の歴史」を取り上げる場合、その基礎理解にも役立つよう工夫しました。さらに授業実践や啓発を深めるための参考資料も、文字データとしてできるだけ多く添付しました。なお、小学校と中学校以上の教科書では、記述量や、「穢多」「非人」などの呼称を使うかどうかに大きな違いがあります。このため本DVDは、授業で活用されることを想定し、ナレーションを「小学生版」(被差別者の呼称を極力使わない)と「中学生以上版」(被差別者の呼称を使う)に分けて作成し、それぞれのDVDに、「小学生版」と「中学生以上版」の2タイトルを選択して視聴できるようにしています。 ●解説・指導の手引・資料付き●監修:上杉聰(大阪市立大学)、外川正明(鳥取環境大学)●C#6595〜C#6598、C#6629〜C#6634※学校外での使用不可。他学校への貸出不可。ドラマで人々の心にある偏見を、そしてドキュメンタリーで差別や偏見などで苦しむ人々の心の痛みを伝えます。人権について、さまざまな角度から考えることができる作品です。 ●収録時間:各カラー23分(2009年)●C#3380〜3381※学校外での使用不可。他学校への貸出不可。中ソフト教材36,30036,300ソフト教材(18,500)(18,500)(18,500)(18,180)(18,180)(18,180)(18,180)211-5244品 番209-9250品 番 全10枚1組 全2枚1組品 名品 名※本頁の商品は、納品先によって記載金額での販売ができない場合があります。※本頁の商品は、納品先によって記載金額での販売ができない場合があります。 また、販売をお断りする場合もありますので、あらかじめご確認ください。 また、販売をお断りする場合もありますので、あらかじめご確認ください。女性の人権:自分の無自覚な態度や言葉が、妻や会社の女性たちを傷つけていることに気づいていない会社員の姿を描く。/子どもの人権:親が子どもを守るのは当たりまえ。だが、そんな母親と心が離れていく子どもたち。子どもの人権に無自覚な親に気づきはあるのか。/高齢者の人権:認知症が始まった母親の介護をしている女性は、介護に疲れ果て、気持ちのゆとりを失っている。外国人の人権:外国人に道を聞かれても無視する若者。入居者の外国人を批判する大家など、多くの日本人が持つ外国人への苦手意識を描く。/障がい者の人権:同じ職場にいる知的障がい者の仕事ぶりに苛立つ若者や、会社の面接に来た人が障がい者であることに悩む会社員。彼等は自らの偏見に気づいていない。/部落差別:妹が結婚することになった夫の傍らで、妻は問いかける。「相手のこと、よくわかって結婚するのかしら…」カラー16分(2014年)「河原者は差別を受けていたにもかかわらず偉大な芸術家になった」という事実を、丁寧に描きました。また、差別されてきた河原者を、その芸術面の力で率直に評価し重用した足利義政、自分たち僧侶より立派だと讃えた景徐周麟など、山水河原者に活躍の場を与えた人々の存在もしっかり描き、こうした差別しなかった人たちの姿も強調しました。世界に誇る文化遺産は、差別された人々と差別することなく正しく評価した人たちによって築かれたことを、銀閣寺観音殿二階からの貴重な夜景映像などを通して、共に学びあう教材となっています。中世に始まったすべての身分が、居住地や税制、戸籍などで身分を固定され、江戸時代に「制度化」されたことを、分かりやすく解説し、すでに間違いと分かり教科書から消えた「士農工商えた非人」の図式に代え、積極的に新しい図式を提示しました。それを示す具体的な例として、穢多頭・弾左衛門や様々な絵図をとりあげました。また、部落差別の学習を通して、「イジメ」の問題を考えることや、中学生以上版では「非人」の存在を現代の「ホームレスの方々の人権」と関連させ発展的に学習できる工夫を加え、江戸時代の身分制度が決して現在の社会問題と無関係ではないことを示唆しています。江戸時代の医学や科学といえば、「鎖国による遅れ」のみ意識しがちです。しかし、江戸中期になると新しい動きが始まります。医学では、漢方医の中から山脇東洋が、日本初の医学解剖を実施し観察しました。杉田玄白は、手に『ターヘル・アナトミア』という洋書を持って解剖を見学し、内臓一つ一つをその図と引き比べ、正確さに感動しています。玄白たちが、その解剖書を苦労して翻訳し『解体新書』と名づけ世に出したことはよく知られています。しかし、そのとき実際に臓器を解剖して見せたのは、当時「穢多」と呼ばれ、差別されてきた人々でした。東洋も玄白も、医学の「内発と外発」の接点に立つことで、大きな成功を手に入れたのでした。そこには、大切な命と向き合い、生きてきた人々の知識と技術に敬意を払う2人の医師の姿があったことをこのDVDでは貴重な原書などを取材し描きました。部落差別を撤廃する本格的な動きは、長州藩で身分を超えた軍隊・奇兵隊がつくられ、差別されていた人々が「維新団」などの名で命をかけて幕府軍と戦い、大活躍をしたことに始まります。しかし幕府が倒されると、人々は明治政府に裏切られ、そうした流れの中で「賤民廃止令」が出されたのです。このDVDでは最新の研究をもとに、明治政府が、差別をなくすためでなく、地租改正により税を取る目的で「賤民廃止令」を出したこと、したがって壬申戸籍に差別的な記載をすることも政府自身が許可したことなどを、公文書をもとに丁寧に描きます。近代社会においても「部落差別」が存続した構造を浮かび上がらせています。江戸時代も末期を迎えると幕府や藩の財政は苦しくなり、経済の引締めが相次いで行われました。「身分相応の暮らし」を命じる政策は、崩れかけていた身分制度を改めて強化することになりました。岡山藩では、庶民に出した倹約令を徹底するため、被差別身分の人々に、「柄のない渋染めか藍染め以外の着物の着用を許さない」というさらに厳しい御触れを出します。あからさまなこの「分け隔て」の「差別」を認めるわけにはいかないと藩内53ケ村の人々は、のちに「渋染一揆」と呼ばれる大規模な抵抗運動を起こしました。このDVDでは、地元の方々の協力を得て現地を取材し、原典資料を詳細に分析し、この渋染一揆の経過を丁寧に追いかけました。人としての尊厳をかけ、社会情勢を見抜き、知恵と力を合わせて闘った人々から、いま学ぶべきことは何かを問いかけます。どのような経過を経て憲法が制定されたのかを検証し、その過程で戦後初の男女同権による民主選挙によって選出された国会議員たちが、主体的に憲法制定に取り組んだことを明らかにしました。さらに、平和の基礎となる人権尊重の精神がどのようにして憲法に書き込まれたか、とくに第14条の条文をめぐる論議に注目し、ここに「部落差別の禁止」が明確に記載されたことも明らかにしました。だれひとりとして「差別されない」と明記された「日本国憲法」こそが、真の「解放令」であることを伝え、「差別を黙って見過ごしてはならない」ことを、いま改めて憲法の意義とともに問いかけます。1922年3月3日、京都の岡崎公会堂に差別されてきた人々が集まり「人間は、差別するものでなく、尊敬すべきものだ」と宣言し、「全国水平社」を結成しました。この中心人物の一人で宣言の起草に関わったのは西光万吉でした。当時、差別は当たり前のように行われており、万吉も学校でひどいいじめを受け、悩み苦しみました。しかし、支えてくれた仲間たちと「差別をなくすには、自分たち自身が立ち上がらなければ」と、水平社の創立を呼びかけました。呼びかけに応えて九州、四国、関東などからもたくさんの青年が創立大会に参加しました。その中には、当時まだ16歳だった山田孝野次郎もいました。彼もまた病気と闘いながら各地へでかけ「泣いていてはだめだ」と命の限り訴え続けました。このDVDでは、日本の人権の歴史を大きく変えた水平社創立の背景や、創立大会の様子、そこに参加した人々の想いを、現地や関係者を訪ねて取材し、明らかにしました。自分たちの力で差別をなくそうと立ち上がった人々の姿から学ぶことにより、「差別」や「いじめ」を根絶するため、いま何をなすべきか問いかけます。「ひと」は、動物の「いのち」と深く関わって生きてきました。ひとの歴史とは、他の「いのち」と深くつながる歴史です。ひとは、生き物の命を奪い、食べなければ生きていけません。しかし、米づくりが盛んになると、宗教の影響により、動物の命を奪うことを残酷、穢れているとする考えが日本に広まり始めました。肉の仕事などに関わる人を差別してきた背景には、こうした考えがあり、やがて、そこから部落差別が生まれるのでした。それでも、動物の命が、人々の生活の周りから消えることはありませんでした。動物の肉や皮はもちろん、皮から作られる「ニカワ」は、筆、墨、家具、医薬品、武具から仏像の接着にいたるまで、人々の生活と密接に関わり、「ひと」の文化を発展させてきたのです。「死は穢れている」という差別につながる考え方さえも、ほかならぬニカワでできた墨の文字や絵の助けを借りて、社会へ広がっていきました。このDVDでは、皮革製品の製造過程を取材した貴重な映像を通して、部落差別の愚かさや「いのち」の大切さを考えさせる教材としました。日本の伝統的な芸能である能や狂言、歌舞伎、文楽、舞踊、漫才、落語、講談、獅子舞、猿回し、曲芸などなど…。それらはいったいどのようにして生み出され、今に伝わってきたのでしょうか。このDVDでは、室町時代から江戸後期に至るまでの「能」「歌舞伎」「人形浄瑠璃」などを取り上げつつ、現代にも伝わる徳島県の「門付け芸」や富山県の「おわら風の盆」などを実際に取材し、消えかかった芸能を保存・継承してきた方々へのインタビューを取り入れ、いかに芸能が差別を乗り越えて支援した民衆によって支えられ発展し、現在まで継承されているかを学ぶ教材としました。今もなお差別は存在し、部落問題の解決をめざして多くの人たちが取り組みを続けています。また、部落問題以外でも、平等権が保障されているはずの現代社会において、様々な差別が存在しています。このDVDでは、子どもたちが直面したいじめをきっかけに、実際に4人のゲストティーチャー(被差別部落出身の上川多実さん、電動車椅子ユーザーの伊是名夏子さん、在日コリアン3世の金曙光さん、日本人とアメリカ人とのダブルの千太郎さん)を招いたオンライン学習を通じて、子どもたちが社会にある様々な差別に気づき、自分自身を見つめ直し、よりよい生き方をめざす姿を描いています。子どもたちに、差別を許さない生き方はどうあるべきか、現代社会に残る差別を解決していくために自分は何ができるかを考えてもらうドラマ形式の教材となっています。カラー15分(2014年)カラー17分(2015年)カラー18分(2015年)カラー18分(2017年)カラー17分(2017年)カラー17分(2020年)カラー19分(2020年)カラー20分(2022年)カラー20分(2022年)収録時間内  容内  容価格(税別)(¥)(33,000)(33,000)※運賃、搬入・設置費は別途見積となります。セット価格¥60,500(税別¥55,000)第1巻 東山文化を支えた「差別された人々」211-5013211-5014第2巻 江戸時代の身分制度と差別された人々211-5015第3巻 近代医学の基礎を築いた人々211-5016第4巻 明治維新と賤民廃止令第5巻 渋染一揆を闘いぬいた人々211-5017第6巻 日本国憲法と部落差別211-5018第7巻 水平社を立ち上げた人々−人間は尊敬すべきものだ− 第8巻 ひとと皮革(かわ)の歴史 第9巻 芸能と差別−文化を生み育てた人々−第10巻 差別のない社会へ−私たちはどう生きるか−209-9251Ⅰ209-9252Ⅱシリーズ映像でみる人権の歴史日常の人権84社会●中DVD396中¥202,092(税別¥183,720)価格(税別)(¥)

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